加齢臭・体臭対策におすすめのボディーソープ10選。選び方やケア方法も解説

3本のボトル
患者

最近なんとなく枕とか服がニオう気がするんです。これって、もしかして加齢臭ですかね?

先生

その可能性はありますね。加齢臭は40代頃から増えやすく、自分では気づきにくいけれど周囲にニオイが残りやすいんです。

患者

うわ……ショックです。何か対策ってあるんですか?

加齢臭の元をしっかり洗浄できるボディソープを使えば、ニオイを抑えられますよ。

加齢臭は年齢とともに気になりやすくなる体臭のひとつです。特に40代以降になると枕や衣類にニオイが残りやすくなるので、どうにかしたいと考える人は多いでしょう。加齢臭を抑えるには適切なボディーソープを選び、日々のケアを徹底することが重要です。本記事では加齢臭の発生メカニズムやボディーソープの選び方、おすすめアイテムを紹介します。

目次

加齢臭・体臭の発生メカニズム

ニオイに悩まされている男性

加齢臭は中高年特有の体臭で、その独特なニオイは「古本のよう」「枯草のよう」などと表現されます。特に40代以降に目立ちやすくなり、枕や衣類に残る独特なニオイが特徴です。加齢臭が発生しやすいのは、頭部・耳裏・首のうしろ・脇・胸元・お腹・背中など、汗をかきやすい場所です。

加齢臭の原因は、ノネナールというニオイ物質。皮脂に含まれる脂肪酸(パルミトオレイン酸)が酸化・分解されるとノネナールが生成され、加齢臭の原因となります。皮脂の分泌バランスは加齢とともに変化するため若い頃にはニオイを感じにくく、中高年になると気になり始めるというわけです。

ちなみに、加齢臭のほかにも30代から発生しやすい「ミドル脂臭」と呼ばれる体臭もあります。ミドル脂臭は使い古した油のようなニオイが特徴で、汗に含まれる乳酸が皮膚常在菌に分解された際に発生するジアセチルという物質が原因です。後頭部から首にかけてニオイが発生するので、枕が臭うときはミドル脂臭の可能性もあります。

【加齢臭対策】ボディーソープの選び方

タイルに置かれたボトルと泡

ボディーソープを購入する際は、殺菌・消臭成分や洗浄力、保湿成分、香りに注目すると自分に合うものを選びやすくなります。ここでは、加齢臭対策に適したボディーソープの選び方について詳しく解説します。

ニオイを抑える「殺菌・消臭成分」に着目する

加齢臭対策としては、ニオイの元となる菌を減らす殺菌成分と、発生してしまったニオイを抑える消臭成分が配合されたボディーソープを選びましょう。

<主な成分>

殺菌成分イソプロピルメチルフェノール(シメン-5-オール)グリチルリチン酸ジカリウムベンザルコニウム塩化物
消臭成分柿タンニン(柿渋エキス)緑茶エキス

殺菌成分が含まれたボディーソープは医薬部外品にあたるので、どれを選べば良いか迷ったときはパッケージに「医薬部外品」または「薬用」と記されたものを選んでみてはいかがでしょうか。

汚れを落とす「洗浄成分」に着目する

加齢臭の原因である皮脂汚れをしっかり落とすため、洗浄成分にも着目しましょう。「アミノ酸系」のボディーソープは洗浄力が強くないので、汚れが残ってしまう恐れがあります。加齢臭対策におすすめなのは、洗浄力が高い「石けん系」のボディーソープです。泡立ちが良く、洗いやすいのもうれしいポイントです。

肌の乾燥を防ぐ「保湿成分」に着目する

肌が乾燥すると皮脂の過剰分泌が加速し、加齢臭が悪化することがあります。加齢臭対策として販売されているボディーソープは洗浄力が強めなので、肌が乾燥しないよう保湿成分が含まれているか確認しておくと安心です。

<主な保湿成分>

  • セラミド
  • ヒアルロン酸
  • グリセリン

そのほかに「チャ葉エキス」や「ハトムギエキス」のような、保湿効果が高い植物エキス配合の製品もあります。

爽やかな印象を与える「香り」に着目する

加齢臭が気になるからといって、ボディーソープの香りでごまかすのは得策ではありません。加齢臭と相性が悪い香りだと、独特なニオイが強くなってしまいます。特に甘い香りは要注意。シトラス(柑橘)やメンソールのような爽やかな香りが男性に人気です。

加齢臭対策におすすめのボディーソープ10選

加齢臭対策を謳うボディーソープは各メーカーから販売されています。殺菌・消臭成分や洗浄力、保湿成分、香りなどを基準に、自分に合うものを選びましょう。特におすすめのアイテムを10個紹介します。

ウィル クレンズ 薬用 シャワーオイル

ウィル クレンズの薬用シャワーオイル

優れた洗浄・殺菌・消毒効果によって加齢臭と背中ニキビのWケアが叶う、オイルベースの商品です。石鹸では出せない、きめ細かな濃密泡が特長です。2つの有効成分に加え、柿タンニンや茶エキスなどのサポート成分も贅沢に配合されています。

ウィル クレンズ「薬用 シャワーオイル」

3,280円(税込)
香り:シトラス・グリーン・フローラル
容量:300mL
有効成分:イソプロピルメチルフェノール、グリチルリチン酸ジカリウム

【Amazon.co.jp限定】 LUCIDO(ルシード) 薬用デオドラントボディウォッシュ

ルシードの薬用デオドラントボディウォッシュ

加齢臭だけでなく、汗臭やミドル脂臭もまとめて対策できるボディーソープです。コエンザイムQ10や、セラミド様成分といったうるおい成分も配合で、加齢臭の大敵である乾燥を防ぎます。

MUSE「固形石鹸 ミューズ メン」

1,212円(税込)
香り:グリーンハーブ
容量:135g×3個
有効成分:イソプロピルメチルフェノール

EVERSKIN(エバースキン) メンズボディソープ

EVERSKINのメンズボディーソープ

2種の有効成分に加え、6種の植物エキスと3つのうるおい成分も配合した贅沢なボディーソープ。着色料や石油系界面活性剤を始めとする7つの無添加処方なので、敏感肌の男性にもおすすめです。

EVERSKIN メンズボディソープ

2,480円(税込)
香り:ホワイトティー
容量:400mL
有効成分:シメン-5-オール、グリチルリチン酸2K

UL・OS(ウル・オス)「薬用スキンウォッシュ」

UL・OSの薬用スキンウォッシュ

体臭・汗臭、およびニキビを予防する2つの有効成分を配合したボディーソープです。泡立ち&泡もちがよく、洗うときの刺激を和らげてくれます。体だけなく、顔や髪にも使えるのも嬉しいポイントです。

UL・OS「薬用スキンウォッシュ」

1,210円(税込)
香り:オーキッド
容量:500mL
有効成分:シメン-5-オール、グリチルリチン酸2K

dot.(ドット)「デオドラント ボディーソープ」

dot.のデオドラント ボディーソープ

2つの有効成分に加え、柿タンニンが気になる加齢臭や汗臭、足臭を消臭してくれるボディーソープです。天然由来の6種の植物エキスが保湿してくれ、しっとりとした洗いあがりに。男女兼用、かつ子どもも使えるので、家族まとめてこれ1本でOKです。

dot.「デオドラント ボディーソープ」

2,980円(税込)
香り:心地よい石鹸の香り
容量:450mL
有効成分:シメン-5-オール、グリチルリチン酸2K

NULL(ヌル)「薬用フレグランス ボディウォッシュ」

NULLの薬用フレグランス ボディウォッシュ

加齢臭(ノネナール)99.0%、汗臭(酢酸)99.1%、足臭(イソ吉草酸)98.8%抑臭を謳う、圧倒的な消臭率が特長のボディーソープ。2つの有効成分がアクネ菌や黄色ブドウ球菌にアプローチし、背中ニキビも予防してくれます。

NULL「薬用フレグランス ボディウォッシュ」

3,036円(税込)
香り:マリンシトラス
容量:400mL
有効成分:シメン-5-オール、グリチルリチン酸2K

クロバーコーポレーション「からだの汚れ・体臭予防用薬用ボディソープ」

クロバーコーポレーションのからだの汚れ・体臭予防用薬用ボディソープ

気になるニオイを抑えるイソプロピルメチルフェノールと、ニキビや肌荒れを防ぐグリチルリチン酸ジカリウムを配合したボディーソープです。高濃度カテキンの保湿成分配合なので、肌の乾燥が気になる人にもおすすめです。

クロバーコーポレーション「からだの汚れ・体臭予防用薬用ボディソープ」

1,045円(税込)
香り:爽やかなメントール系
容量:450mL
有効成分:イソプロピルメチルフェノール、グリチルリチン酸ジカリウム

デ・オウ「薬用クレンジングウォッシュ」

デ・オウの薬用クレンジングウォッシュ

肌を洗浄・殺菌・消毒し、体臭・汗臭の発生を防ぐ殺菌成分、ベンザルコニウム塩化物を配合。薬用炭「トリポーラス」が皮脂や汚れを吸着し、気になるニオイを徹底的に落とします。

デ・オウ「薬用クレンジングウォッシュ」

1,320円(税込)
り:シトラスハーブ
容量:520mL
有効成分:ベンザルコニウム塩化物

無印良品「薬用デオドラントボディソープ」

無印良品の薬用デオドラントボディソープ

植物性石けんを主成分とし、有効成分としてイソプロピルメチルフェノールとグリチルリチン酸2Kを配合したボディーソープです。肌を乾燥から守る6種のうるおい成分を配合。しっかり汚れを落としつつ、しっとりとした洗いあがりを実感できます。

無印良品「薬用デオドラントボディソープ」

650円(税込)
香り:無香料
容量:340mL
有効成分:イソプロピルメチルフェノール、グリチルリチン酸2K

ボディーソープ以外にできる加齢臭の対策

ボードに書かれた対策の文字

ボディーソープでのケアに加え、日々の習慣を見直すことで加齢臭をより効果的に抑えられます。特に、ニオイが発生しやすい部位の洗い方や生活習慣の改善が重要です。詳しく解説します。

加齢臭がしやすい部分を優しく丁寧に洗う

加齢臭対策のボディーソープを使う際はしっかり泡立てるのがポイントです。ニオイが発生しやすい箇所を優しく丁寧に洗いましょう。

  • 首のうしろ
  • 耳裏
  • 胸元
  • お腹
  • 背中

ゴシゴシと強く洗ってしまうと肌が乾燥し、皮脂の過剰分泌につながるので注意が必要です。洗浄力が強いと感じたら、普段使っているボディーソープと併用すると良いでしょう。

生活習慣を見直す

乱れた生活習慣や食生活は、加齢臭の原因になる皮脂の分泌が増えると言われています。加齢臭が気になったときは生活習慣を見直すチャンスです。この機会に、次のような生活習慣を意識してみましょう。

  • 喫煙しない
  • お酒を控える
  • 適度な運動をする
  • 睡眠時間を確保する
  • ストレスを溜めないようにする
  • 糖分や脂っこいが多い食事を控える

ボディーソープを使って気になる加齢臭をケアしよう!

タオルで首筋を拭く男性

加齢臭は年齢とともに発生しやすくなりますが、適切なボディーソープを選び、正しいケアを行うことで軽減できます。殺菌・消臭成分や洗浄力、保湿成分に注目し、自分に合ったアイテムを選ぶことが大切です。さらに、生活習慣の見直しやニオイが発生しやすい部位の丁寧な洗浄も欠かせません。毎日の習慣を工夫し、清潔感のある爽やかな印象をキープしましょう!

大森良夫のアバター 大森良夫 所属 中小企業診断士

ネットビジネス・テクノロジー(株)代表取締役 / 中小企業診断士
ヤフー株式会社に13年勤務し、システム開発・サービス企画・広告営業・事業戦略などネットビジネスの大半の職種を経験。2016 年に独立後は、ECを中心に多業種のWEB システム開発・マーケティング支援に携わり、近年は越境ECに注力している。中小企業基盤整備機構 中小企業アドバイザー。

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