鼻毛脱毛のメリットや安全な方法は?後悔しないために注意点も知っておこう

患者

先生、鼻毛の脱毛ってアリなんですか?自己処理が面倒で…

先生

もちろんアリです!最近は見た目だけじゃなく、快適さや清潔感を求めて脱毛する方が増えているんです。

患者

そうなんですね!でも鼻毛って大事な役割があるから、全部なくしちゃうとリスクありますよね……?

先生

そのとおり。鼻毛はフィルターの役割があるので、脱毛にも注意点があります。安全に行うには医療脱毛がオススメですよ。

鼻毛脱毛は、意外と快適で実用的!こまめな自己処理の手間から解放され、清潔感を保ちやすくなります。また自己処理による肌トラブルのリスクも軽減され、より快適に過ごせるようになるでしょう。特に医療レーザー脱毛なら、万が一のトラブルにも医師が対応してくれるため、安心して受けられるのもメリットです。ただし、鼻毛脱毛には注意しておきたい点もあります。後悔のない選択をするために、あらかじめ基礎知識を確認しておきましょう。

目次

鼻毛を脱毛しても大丈夫?

悩んでいる黒いTシャツの男性

鼻毛の脱毛自体は可能ですが、すべての鼻毛を処理するのはおすすめできません。安全な脱毛範囲は、鼻の入り口から1cm程度までとされています。

そもそも鼻毛には、ゴミやウイルスの侵入を防いだり、鼻の中の乾燥を防いだりする大切な役割があります。そのため、すべての毛をなくしてしまうと、感染症などのリスクが高まる可能性も。見た目の印象を左右する“鼻の入り口”だけを整えることで、健康への影響を最小限に抑えつつ、清潔感のある印象を演出できます。

鼻毛脱毛|3つのメリット

肌に触れる男性

鼻毛を脱毛することで、手入れの手間を減らしながら、清潔感をキープできます。また、自己処理による肌トラブルのリスクも抑えられるため、見た目と安全性の両面でメリットがあります。

1.手入れの負担が軽減される

鼻毛を脱毛することで、面倒な手入れの頻度がぐんと減ります。鼻毛は定期的にカットしなければ伸びてきますが、脱毛すれば、こまめなケアが不要に。特に頻繁に手入れしている人にとっては、大きなメリットといえるでしょう。

2.清潔感を維持できる

鼻毛を脱毛することで、清潔感を保ちやすくなります。鼻毛は目立ちやすいため、たった1本出ているだけでも清潔感に欠ける印象を与えかねません。脱毛すれば見た目がすっきりし、顔全体が明るく見えることも。うっかり処理を忘れる心配がなくなるのも、嬉しいポイントです。

3.自己処理による肌トラブルを防げる

鼻毛の脱毛により、自己処理による肌トラブルを防止できます。自己処理では、ハサミやシェーバーで鼻の粘膜を傷つけてしまう可能性があります。脱毛すればそのリスクを避けられるうえ、自分で鼻毛を抜くときのチクチクした痛みからも解放されます。

鼻毛脱毛|3つのデメリット

鼻をつまむ男性

鼻毛の脱毛には多くのメリットがありますが、一方で注意すべきデメリットもあります。鼻水が垂れやすくなることや、施術時の痛み、肌トラブルのリスクなど、事前に知っておきたいポイントを3つ紹介します。

1.鼻水が出やすくなる

鼻毛を脱毛すると、鼻水が出やすくなる場合があります。前述のとおり、鼻毛はゴミや埃などの異物の侵入を防ぐ働きがあります。脱毛により鼻毛がなくなると異物が入りやすくなり、排出するために鼻水が増えてしまうことも。脱毛範囲を鼻の入り口部分のみにすることで、鼻水が垂れやすくなる状態を防げます。

2.痛みが生じる場合がある

鼻毛脱毛では、レーザー照射により痛みを感じる場合があります。とはいえ、クリニックであれば麻酔クリームを使用できることが多いため、痛みに不安がある人でも安心です。麻酔が使用できる施設を選び、施術前のカウンセリングで事前に相談しておくとよいでしょう。

3.肌に炎症が起こるリスクがある

鼻毛の脱毛後、皮膚に炎症が起こるリスクがあります。鼻の内部は非常にデリケートなため、脱毛後は肌のバリア機能が一時的に低下し、敏感になりやすくなります。赤みやかゆみが出たり、毛穴に雑菌が入ることで毛嚢炎になったりする可能性も。こうしたデリケートな部位の脱毛には、肌トラブルへの迅速な対応が可能な医療機関を選ぶことが重要です。

鼻毛脱毛の方法3つ

施術を受ける男性

鼻毛の脱毛方法は、ワックス脱毛・ニードル脱毛・医療レーザー脱毛の3つがあります。それぞれの特徴を解説します。

1.ワックス脱毛

ワックス脱毛は、温めたワックスを鼻の穴に入れて毛に密着させ、固まってから一気に引き抜く方法です。エステサロンで受けられるほか、セルフキットも販売されているため、自宅でも手軽に試せます。比較的安価で、短時間で完了する点が特徴。また鼻毛を根元から抜くため、次に生えてくるまでの期間が長くなるのもメリットです。

ただし発毛組織は残ったままなので、数ヶ月後には再び毛が生えそろいます。他には引き抜くときに強い痛みを伴う点、鼻の粘膜に負担をかけやすい点もデメリットといえるでしょう。

2.ニードル脱毛

ニードル脱毛は、毛穴に細い針を刺して電流を流し、毛根を破壊する脱毛法です。白髪にも対応できるのが特徴で、発毛組織を壊すため半永久的な脱毛効果が期待できます。

ただし、1本1本脱毛するため時間がかかるうえ、費用が高額になることも。鼻毛のニードル脱毛を取り扱っているクリニックが少ない傾向にあるのも難点です。

ニードル脱毛はクリニックやエステサロンでできますが、エステサロンは医療行為ができないため、出力を抑えた施術にとどまります。持続的な脱毛効果を得たい場合は、クリニックがおすすめです。

3.医療レーザー脱毛

医療レーザー脱毛は、レーザーを照射することで発毛組織を破壊する脱毛法です。クリニックで受けられ、医療従事者が施術するため安全性が高いといえます。エステサロンや自宅でできる光脱毛よりも照射の出力が強いため、比較的短期間で効果が得られやすいのもポイントです。また、肌トラブルが生じても、その場で医師に対応してもらえる安心感があります。

ただし、場合によっては痛みが生じる可能性や、ワックス脱毛やエステサロンでの脱毛よりも費用が高い点はデメリットです。

鼻毛脱毛はどんな人におすすめ?

毛抜きで鼻毛の処理をする男性

鼻毛脱毛は、以下のような人におすすめです。

  • 清潔感のある見た目を保ちたい
  • 頻回に鼻毛の手入れをしている

鼻毛を脱毛すると清潔感がアップし、自己処理の手間が省けるため快適に過ごせます。鼻毛は加齢とともに伸びやすく、白髪になるとレーザーでは対応できなくなるため、気になり始めたら早めに対処するのがおすすめです。他人から指摘されにくいパーツだからこそ、脱毛することで安心感や自信につながるでしょう。

医療レーザー脱毛を受ける際の注意点

指を指す男性医師

医療レーザー脱毛はメリットの多い施術ですが、注意すべきリスクもあります。特に気をつけたいのが、毛嚢炎(もうのうえん)や施術期間の長さです。あらかじめ把握しておくことで、安心して脱毛に臨めます。

毛嚢炎になるリスクが高まる

毛嚢炎とは、毛穴に炎症が起こり、ニキビのようなブツブツが現れる皮膚炎です。レーザー照射により皮膚のバリア機能が低下し、細菌が毛穴に入りやすくなることで起こりやすくなります。かゆみや痛みは少ないものの、悪化すると痛みが出るため治療が必要です。

一度の施術で脱毛するのはほぼ不可能

医療レーザー脱毛は、毛周期に合わせて複数回施術を行うことで完了します。伸びてきている毛にしかレーザーでアプローチできないため、1回で完全に脱毛することはほぼ不可能です。

鼻毛脱毛の場合、5〜7回程度の施術が必要です。1回ごとに1〜2ヶ月の間隔を空けることから、完了までに10ヶ月〜1年程度の期間がかかります。脱毛は期間に余裕をもって受けましょう。

鼻毛脱毛には死亡リスクがあるって本当?

鼻のアップ写真

鼻毛脱毛について調べていて、「死亡」というワードを見つけて不安になった人もいるかもしれません。結論からいうと、鼻毛脱毛による死亡の危険性はほぼありません。

「死亡」の噂が広まった背景には、次の2つが考えられます。

  • 感染症のリスク
  • キーゼルバッハ部位の出血

鼻毛を無理に引き抜くと、毛穴に炎症が起こり、感染症を引き起こす場合があります。その細菌が血流によって脳に到達し、重篤な症状を引き起こすケースも考えられますが、可能性としては非常に稀です。

あるいは、鼻の中にある静脈が集まる部位「キーゼルバッハ」が脱毛によって傷つき、出血が起こることもあります。ただ、命に関わるケースはほとんどありません。

このように鼻毛の脱毛によって死亡するリスクはほぼありませんが、毛を無理に引き抜くことは避けるべきです。不安がある場合は医師に相談したうえで、脱毛方法を検討しましょう。

鼻毛脱毛で清潔感アップ!自分に合った方法を選ぼう

手鏡を見る男性

鼻毛の脱毛は可能で、清潔感のある見た目を手に入れたい人におすすめです。なかでも、医療レーザー脱毛が受けられるクリニックを利用すると安心です。自己処理では鼻の粘膜を傷つける可能性があります。リスクを正しく理解し、自分に合った脱毛方法を選びましょう。

大森良夫のアバター 大森良夫 所属 中小企業診断士

ネットビジネス・テクノロジー(株)代表取締役 / 中小企業診断士
ヤフー株式会社に13年勤務し、システム開発・サービス企画・広告営業・事業戦略などネットビジネスの大半の職種を経験。2016 年に独立後は、ECを中心に多業種のWEB システム開発・マーケティング支援に携わり、近年は越境ECに注力している。中小企業基盤整備機構 中小企業アドバイザー。

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