耳毛は脱毛できる?メリット・デメリット、方法や注意点を徹底解説

患者

ふと鏡を見たら耳毛がぴょこんと出てて……。周りの人にもけっこう見られてたかもって思うと、ちょっと恥ずかしいです。

先生

耳毛はふとした瞬間に目立ちやすいですよね。加齢とともに濃くなるのも特徴です。

患者

でも、自分で剃るのって怖くて。耳の中ってデリケートですよね?

先生

見えにくい場所ですし、セルフケアは心配ですよね。安全に処理するなら、脱毛をするのがおすすめですよ。

耳毛はふとした瞬間に目立ちやすいものの、セルフ脱毛が難しい場所。だからこそプロによる脱毛が安全でおすすめです。自己処理をすると、うっかり耳を傷つけてしまうことも。この記事では耳毛脱毛のメリット・デメリットや方法、注意点をわかりやすく解説します。自分に合った処理方法を見つけて、清潔感のある印象を手に入れましょう!

目次

耳毛は脱毛できる?そもそもなぜ毛が生えるの?

画像Alt:耳を引っ張って見る男性

耳毛は外的刺激や異物の侵入を防ぐために生えるもので、さまざまな要因で濃くなることもあります。気になり始めたら、早めに処理を検討するのがおすすめです。

耳毛は脱毛可能!

クリニックで脱毛できるのは、耳の外側に生えた毛のみ(対象範囲:耳たぶ・耳の軟骨・トラガス)です。トラガスとは耳の穴付近にある小さな出っ張りのこと。ピアスを開ける部位としても人気があります。

外的な刺激や異物から守るために耳毛が生える

耳毛の役割は、外的な刺激や異物、ほこりから耳を守ることです。さらに、冷気の侵入を防いで体温を保つ働きもあります。

そんな耳毛ですが、遺伝的な要因や加齢により濃くなることも。歳を重ねると毛周期が長くなり、毛が抜けにくくなるため、太く成長して目立つようになります。また、耳毛が白髪になると、メラニン色素に反応する医療レーザー脱毛が効かなくなるため、気になり始めたら早めの対処がおすすめです。

セルフで耳毛を処理しても大丈夫?

耳毛を自己処理する男性

セルフで耳毛を処理するのは、リスクがあるため注意が必要です。耳は皮膚が薄くデリケートなうえ、自分では見えにくい場所です。処理中に傷つけてしまうこともあり、特に毛抜きで抜くのは炎症や出血を引き起こす恐れがあるため避けましょう。

どうしても自己処理したい場合は、小回りの利くL字型カミソリや電気シェーバーなど、肌への負担が少ない道具を使うのがおすすめです。とはいえ、耳は構造も複雑で繊細な部位。無理に自分で処理しようとせず、可能であればプロに任せるのが安心です。

耳毛脱毛|3つのメリット

MERITの文字と電球

耳毛を脱毛すると清潔感が得られ、自由にヘアスタイルを楽しめるようになります。また、自己処理によるダメージを防止できることもメリットの一つです。

1.好印象を与えやすい

耳毛を処理することで清潔感がアップし、相手に好印象を与えやすくなります。顔周りは第一印象を大きく左右する部分で、特に男性は短髪が多いため、耳毛が目立ちやすいものです。長く伸びた耳毛が見えると、清潔感や身だしなみの印象に影響を与えることも。

耳毛をケアして顔周りをすっきりさせれば、周囲に与える印象はぐっと良くなります。

2.自由にヘアスタイルを楽しめる

ヘアスタイルに制限がなくなるのも、耳毛脱毛のメリットです。これまで耳毛が気になって髪や帽子で隠していた人も、短髪や耳を出すヘアスタイルに挑戦しやすくなります。さらに耳毛を処理することで横顔にも自信が持てるようになり、ヘアスタイルを自由に楽しめるでしょう。

3.自己処理によるダメージを防げる

脱毛により耳毛が生えてこなくなれば、自己処理による耳の傷つきや炎症のリスクを防げます。

耳は形が複雑で、カミソリやシェーバーでの処理が難しい部位です。毛抜きや除毛クリームの使用は、肌トラブルを引き起こす原因になることもあります。脱毛をすれば、面倒な自己処理から解放されるだけでなく、耳へのダメージも防げるという大きなメリットがあります。

耳毛脱毛|2つのデメリット

DEMERITの文字

人によっては耳毛脱毛で痛みを感じる場合があります。また脱毛後、皮膚に炎症が起こるリスクがあることもデメリットの一つです。

1.痛みが生じる場合がある

一般的に耳毛脱毛の痛みは強くないことが多いですが、施術方法や体質によって痛みを感じる場合があります。痛みが苦手な場合は、麻酔を使用してもらえるクリニックでの施術がおすすめです。事前にカウンセリングで相談しておくと安心です。

2.皮膚に炎症が起こるリスクがある

耳毛に限ったことではありませんが、脱毛の施術後は、レーザーを照射した皮膚に炎症が起こるリスクがあります。赤みやかゆみが生じたり、毛穴に細菌が入り込むことで毛嚢炎になったりすることも。症状が長引く場合は、施術をしたクリニックで適切な処置を受けましょう。

耳毛脱毛はどんな人におすすめ?

耳を気にするカジュアルビジネスマン

耳毛は、以下のような人におすすめです。

  • 耳毛に悩んでいる
  • 定期的に自己処理している
  • 清潔感を得たい
  • 人に見られる仕事に就いている
  • 耳を見られる抵抗感をなくしたい

耳毛があると、髪で隠したり、周りの目が気になったりして、ちょっとしたストレスに感じることもありますよね。普段から手入れをしている人も、脱毛すればその手間が省けて、ぐっと楽になりますよ。

清潔感がアップして、周りの目を気にせず自信を持って過ごせるようになりますよ。

耳毛脱毛の方法

医療脱毛のイメージ

耳は自己処理が難しい場所だからこそ、プロの手による脱毛がおすすめです。耳毛脱毛には、光脱毛・ニードル脱毛・医療レーザー脱毛があります。

1.光脱毛

光脱毛は、黒色に反応する光を照射することで、減毛・抑毛効果が得られる方法です。医療レーザー脱毛よりもリーズナブルで、脱毛サロンやエステで実施されています。自宅でも家庭用脱毛器を使えば、手軽に脱毛を始められます。

ただし毛根の発毛組織を破壊できるわけではないので、完全に毛が生えなくなるわけではありません。自己処理をしなくて済むまでに時間がかかったり、使用をやめるとまた生えてきたりするのがデメリットです。

2.ニードル脱毛

ニードル脱毛は、毛穴に針を刺して電流を流すことにより、毛根を破壊する脱毛法です。光脱毛とは異なり、白髪や産毛にも対応できます。施術後すぐに毛が抜け、電気を流した毛穴から再び発毛する可能性はほとんどないため、永久脱毛の効果が得られます。

ただし1本ずつ脱毛するため、時間がかかり費用が高額になりがちです。そのため最初からニードル脱毛を選ぶのではなく、医療レーザー脱毛をして抜け残った毛をニードル脱毛で処理する方法もあります。

また施術はサロンやクリニックで受けられますが、サロンでは麻酔が使えないため、痛みを強く感じる場合があります。この点にも注意が必要です。

3.医療レーザー脱毛

医療レーザー脱毛は、強力なレーザーを照射して発毛組織を破壊し、半永久的な脱毛効果を目指す方法です。医療行為にあたるため、サロンでは施術ができず、クリニックで医師または医療資格を持ったスタッフが行います。

毛周期に合わせて照射を繰り返すことで、徐々に毛が生えなくなります。万が一、施術後に肌トラブルが起きても、医師が対応してくれるため安心です。痛みが苦手な場合は、麻酔で軽減することも可能です。

なおレーザーは黒い毛に反応するため、白髪には効果がありません。効果と安全性を重視する人には、医療レーザー脱毛がおすすめです。

効果的に耳毛を脱毛するポイント

鏡で顔周りを気にする男性

耳毛を効果的に脱毛するには保湿ケアを徹底し、日焼けを避けることが大切です。

保湿ケアを入念に行う

脱毛後の肌は乾燥しやすく、ダメージを受けやすいため、保湿ケアを入念に行うことが大切です。乾燥予防によりかゆみなどのトラブルや炎症を抑えることで、肌のターンオーバーを整えられます。なお耳はデリケートな部分のため、脱毛後は強く擦ったり刺激を与えたりするのは控えましょう。

日焼けに気をつける

脱毛中は日焼けを避けましょう。日焼けによりメラニンが増えると、レーザーを照射した際にやけどを負うリスクがあります。また日焼けで炎症があると肌は敏感になり、痛みを感じやすくなる可能性も。帽子や日焼け止めを活用し、脱毛前後2週間は紫外線対策を徹底することが大切です。

耳毛処理は脱毛がおすすめ!自分に合った方法を選択しよう

鏡を見て笑顔の男性

耳毛は見た目の印象に影響するので、処理したいと感じる人も多い部分です。でも自分で処理するのは意外と難しいものです。だからこそ、クリニックで受けられる医療レーザー脱毛がおすすめ。効率よく、安全に処理できます。他にも気になる部分があれば、一緒に脱毛を考えてみるといいかもしれません。

大森良夫のアバター 大森良夫 所属 中小企業診断士

ネットビジネス・テクノロジー(株)代表取締役 / 中小企業診断士
ヤフー株式会社に13年勤務し、システム開発・サービス企画・広告営業・事業戦略などネットビジネスの大半の職種を経験。2016 年に独立後は、ECを中心に多業種のWEB システム開発・マーケティング支援に携わり、近年は越境ECに注力している。中小企業基盤整備機構 中小企業アドバイザー。

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