カチョー最近AI多すぎないか?ChatGPTとかGeminiとか、正直もう追いつけん…



わかります。昨日もどっち使えばいいか分からなくて、結局ブラウザ閉じました。



おやおや、また悩んでおるな。実はな、ChatGPTとGemini、それぞれ特徴があるんじゃ。



え!AIにも性格みたいなものってあるんですか!?
昨今のAIの進化スピードに驚いている人も多いのではないでしょうか。数ヶ月たつだけで新しいモデルや機能が登場して、「昨日までの常識」がすぐにアップデートされてしまうような状況ですね。モデルやバージョンの違いだけではなく、生成AIのサービスもたくさん種類がでていて、どれを使えばいいか分からない、という人も多いのではないでしょうか。
今回は、記事執筆時点(2025年10月)で知っておきたいメジャーな2種の生成AIツールであるChatGPTとGeminiについてのトピックを、わかりやすく整理してみました。
ChatGPTとGemini、2大AIの違いをざっくり理解しよう
AIといえば、OpenAIの「ChatGPT」とGoogleの「Gemini」。どちらも有名ですが、得意分野がちょっと違います。ですが、モデルに応じてある程度対応や近しい機能はありますので、以下の表の中で、特にAutoとThinkingモードをうまく使い分けると良いでしょう。
| ツール名 | モデル | 特徴 | 主な用途 | Geminiでの対応 |
|---|---|---|---|---|
| ChatGPT Auto | 自動選択型 | 最適なモデルを自動で切替 | 一般的な質問や文書作成 | – |
| ChatGPT Instant | 高速応答型 | とにかくスピード重視 | タスクや指示対応 | Gemini Flash |
| ChatGPT Thinking | 推論特化型 | 調査・分析に強い | リサーチや考察 | Gemini Flash + Deep Research |
| ChatGPT Pro | 高度推論型(有料) | 制限なしで使える高機能版 | 専門分析・開発 | Gemini Pro |
Geminiが最も使い勝手がいいポイントは、2025年1月に、プランの変更があったことで「有料版Google Workspace」を契約しているとそのプランに含まれていることでしょうか。
Gemini AI 機能が Google Workspace サブスクリプションで利用可能に
出典:Google Workspace 管理者ヘルプ
GeminiやNotebookLMなど、各種生成AIを利用することができます。ChatGPTも無料版が存在しますが、Google Workspaceを契約している企業であれば追加料金無しで利用できるのは大きなメリットですね。
ChatGPTは「作る」AIの機能も豊富。動画やシステム開発等の機能がどんどん進化中!
ChatGPTは、ただの会話AIにとどまりません。最近ではコードを書く・動画を作る・資料を整えるなど、用途がぐっと広がっています。
Sora(動画生成)およびSora 2
テキストや画像から動画を作れるAIです。商品紹介や教育コンテンツの制作に使う企業が増えています。2025/9/30にSora 2 が公開され、さらに扱いやすさや性能が向上しました。一方で、即日、アニメのキャラに酷似した動画など、著作権が無視された生成AI動画が多数SNSにアップされるなど、これまでも指摘されてきた問題が明確に浮き彫りになりました。
Codex(コーディング支援)
チャットで指示するだけで、AIがコードを修正・生成してくれます。開発者向けの“AIペアプログラマー”のような存在です。
ここでは、システム導入費用が補助対象となる補助金についてご紹介します。なお、以下の一覧は本記事執筆時点(2025年10月)での情報となります。最新の情報は合わせてご確認ください。
Geminiは「整理・理解・共有」に豊富な機能を持つ。画像の編集など特徴的な機能も
一方、GoogleのGeminiは「情報をまとめる・理解する」分野に豊富な機能があります。たとえば、次のような機能があります。
NotebookLM
NotebookLMは、Googleが開発したAI搭載の情報整理・リサーチアシスタントです。ユーザーがアップロードしたPDFやGoogleドキュメント、YouTube動画などの資料をAI(Gemini)が分析し、要約生成、質疑応答、関連性の特定などをサポートします。自分の資料に基づいた回答を得られるため、リサーチや学習の効率化に役立ちます。
Google AI Studio
Google AI Studioは、Googleの生成AIモデル(Geminiなど)をブラウザ上で無料で試せる開発・プロトタイピング環境です。テキスト、画像、動画などの多様なデータを扱い、プロンプトの実験やAPI連携が可能です。
Nano Banana(Gemini 2.5 Flash Image Preview)
2025年8月に登場した画像編集AI。これは、高品質な画像生成と柔軟な編集機能を特徴とし、特にキャラクターや被写体の一貫性を保ったままスタイルや構図を変更できる点に強みがあります!なんとリリース1週間で2億枚も画像が編集されたとか。
Nano Bananaを使って、著者の画像を加工してみました。差分の編集が得意であることが、よく分かりますね。


まとめ:AIは単純に使うだけではなく、自社の業務にどのように活用できるかもセットで検討しよう
AIの変化は本当に早いので、最新の機能を理解するだけでも大変です。ですが、新機能を追いかけるよりも、「どう自社の業務に組み込むか」を考えることが大事。会社の業務改善に繋げるためには、まずは生成AIの二大巨頭であるChatGPTとGeminiから試してみるのがいいでしょう。
- ChatGPTでアイデア出し・資料作成・分析
- Geminiで情報整理・知識共有
生成AIを使いこなすのではなく、業務効率化を進める上で一緒に推進するパートナーとして、活用方法を考えてみてくださいね。AIを怖がるより、まず触ってみる。そこから、自分やチームにとって“ちょうどいいAIの距離感”が見えてきます。



特徴を理解した上での“使い分け”が大事なんスね!



そうじゃ、まずは触ってみることじゃな。
ちなみにAIは使うものじゃ、頼るものではない。
その辺気を付けるんじゃぞ。



…まさか、今の名言、AIで出してないよな?!



失礼な。今回はワシ自身の生成結果じゃよ。











